心地いいお酒は、飲む相手によりますね
昨晩は、高校時代の旧友3人で飲みに行きました。
3人とも会うのは2年ぶりくらいで、久しぶりに会えてとても嬉しかったです。
20代中盤までは一緒にバンドを組んでいましたので頻繁に会っていましたが、みんな結婚や仕事や引っ越しなど諸々の事情で、最近は会う機会も減ってしまっています。
昔は飲みに行くと、面白かったテレビの話、付き合っている彼女の話、好きな音楽の話、などなどで盛り上がり、いつも最終的には「バンドで売れたらどうする?」「アルバムの曲順を考えとこうぜ!」と、夢みたいな話をしていました。
40過ぎて、家庭や子供を持つ身になり、飲み会での会話も変わってきました。
基本3人とも愚痴っぽく飲むのは好きではないので、「ちくしょ~!聞いてくれよ!」という嫌な酒にはなりませんが、静かにモクモクと現状の不安なども口にしました。
職場に対する不満・子育て含め未来に対する不安・親の介護に対する疲労感…などなど。
そんな話をしながら酒を飲もうとは、20年前には考えもしなかったなぁ…。
まぁ、皆のんびりした性格なんで「だったらもっとこうしなくちゃ!」と熱く語ることもなく、だれかが話しているときは「ふんふん、大変だね」としっかり感情移入しながら、相手の立場に立って聞いています。
別に友人にお説教やアドバイスを求めているわけではないですし、ただなんとなく聞いてほしいだけなんですよね。
そんな感じで、ほどよく不安を口にして、ほどよく昔話に花を咲かせ、ほどよく子供の自慢話をして…、アッという間の4時間でした。
まぁ、ひとつ言えるのは、自信過剰で夢にあふれていた20代の頃も、おじさんになってすっかり大人しくなった40代の今も、彼らと一緒に飲んでいると「心地いい」ということ。
高校時代の掃除の時間にサボって、ウォークマンのイヤホンをひとつづつ分けて、「パンテラ」の「カーボーイフロムヘル」を聴いていた時と、脳みそはあんまり変わっていないんでしょうね(*^^*)
また、飲みに行けるといいなぁ~。