ドラえもんが大好きです! 語らしてください(14)
シリーズ14回目の今回は、てんとう虫コミック第4巻の16話「石ころぼうし」について語らしてください!
この「石ころぼうし」は、結構メジャーな道具なので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
なにせ、大長編ドラえもんVOL.5の「のび太の魔界大冒険」や、VOL.15の「のび太の創生日記」などにも登場する、いわゆる1軍の道具ですからね!
ご存じない方のために、道具の性能について説明します。
このぼうしを被ると、道端の石ころのように誰からも気にされなくなるという、孤独好きにはたまらない素晴らしい道具です!
はいはい、ありがちありがち。結局透明人間になれる道具なのね?と思った方、それはちょっと違うんです。
石ころぼうしは決して透明人間になるわけではなく、見えるんだけど「気にならない存在」になるのです。
なので、「透明人間になったら」の例え話で必ず出てくる「服や眼鏡も透明になるの?」「裸で歩くなんて不安なんですけど」とか「裸足で歩かなきゃいけないの?」「だって靴はバレるでしょ?」とか、そういうめんどくさいことは考えなくていいんです。
それどころか、石ころぼうしを被っていれば、大声で怒鳴っても相手には聞こえない(正確にいうと気にされない)ですから、本人の目の前で大声で罵倒したり、アッカンベーと叫びながらベロを突き出しても全然OKです。
また、話の中でぼうしを被ったのび太がママをくすぐって笑わせたり、ジャイアンやスネ夫を転ばしたりしていますので、よくある透明人間の話のように、物体をすり抜けたりはせず、しっかりお触りもできるようです。もちろん相手は触られたことに反応しますが、「なぜこのような感触になるんだろう?」と不思議に思うだけで、犯人がバレるわけではありません。
ドラえもんの体を揺すった時にもドラえもんは「なんでひとりでに体が揺れるんだろう?」と言っています…が、これに関しては、「ついさっき石ころぼうしをのび太に貸したんだから気づけよ!のび太の仕業だよ!!」ってツッコミもいれたくなりますがね…。もしかして石ころぼうしは記憶をも消し去ってしまうパワーを持っているのでしょうか?
ちなみに、帽子をかぶったのび太がバットを持った時に、周りの人たちが「バットが浮いてる!?」とかは一切ならなかったので、着衣しているものだけではなく、手にしたものなども全てが石ころ化する模様です。
トータルすると、やはりコチラも犯罪の匂いがプンプンする危ない道具に認定されますねΣ(゚д゚lll)ガーン
殴る・蹴るOK
破壊・強奪OK
おさわりOK
未来デパート…、相変わらず恐ろしい商品を販売していますな…。
↑ 全巻読破して、家族みんなで楽しんじゃおう!
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↑ 映画版にも石ころぼうしが登場します!楽しんでください!